福岡市地下鉄「赤坂駅」より徒歩1分の内科・女性外来

当院は昼休憩なしです。
お支払いは現金のみです。

尿もれ

軽い腹圧性尿失禁の場合は、ウロマスターを使用した骨盤底筋訓練で尿道の周りにある外尿道括約筋や骨盤底筋群を強くすることで、改善が期待できます。また肥満の方や最近急に太った方では、減量が有効なこともあります。骨盤底筋訓練などの保存的な治療では改善しない場合、手術の適応となります。

切迫性尿失禁の場合は内服治療と飲水コントロール、骨盤底筋訓練、尿意があっても少し我慢する膀胱訓練などの行動療法を併用します。

尿失禁は生命に直接影響するわけではありませんが、生活の質(QOL)を低下させてしまう病気です。
お子様連れの方でもお気軽に受診ください。

問診票ダウンロード

尿漏れの低周波治療「ウロマスター」を導入しています

尿漏れの治療は、タイプや重症度に応じ、薬や理学療法(体操や電気・磁気治療)、手術などの治療方法があります。

軽度から中度の症状ならば、骨盤底筋を鍛える体操、肛門や膣を縮めては緩める動きを繰り返す体操が効果的ですが、継続するのは簡単ではありません。

当院が導入している「ウスロマスター」は電気で骨盤内の筋肉や神経を刺激する尿失禁の干渉低周波治療です。

こんな症状が気になる方に

咳やくしゃみをした時に尿が漏れる。
立ちあがったひょうしに漏れる。
体を動かしている時、運動している時に漏れる。
突然強い尿意をもよおし、トイレに行く前にもらしてしまう。

ウスロマスターの特徴

●国内で唯一、保険治療が認められている治療装置です。

●治療による痛み、副作用が伴いません。

●腹圧性尿失禁・切迫性尿失禁の7割の方に改善がみられました。

●男性・女性、性別を問わず使用でき、高齢者や身体の弱い方でも安全・簡単に治療できます。

●皮膚の表面に電極を装着するだけの着衣のままできる治療です。

着衣のままで治療可能です

下腹部とお尻に装着した計4枚の電極から、周波数の近い2種類の電流を流すと、交差した骨盤内で干渉低周波が発生し、骨盤底筋や排尿に関する神経を刺激します。

治療は1回20分。痛みもなく洋服も着たまま椅子に座って本を読みながら受けられる治療です。

尿もれの症状

尿もれといっても様々な症状があり、大きく分けると次の4つに分類されます。

【腹圧性尿失禁】
重い荷物を持ち上げたとき、走ったりジャンプをしたとき、せきやくしゃみをした時など、お腹に力が入った時に尿が漏れてしまうのが腹圧性尿失禁です。骨盤底筋が弱ってくると、腹圧性尿失禁の原因となります。女性の4割を超える2000万人以上が悩まされているともいわれています。これは骨盤底筋群という筋肉が緩むために起こり、加齢や出産を契機に出現したりします。過重労働や排便時の強いいきみ、喘息なども骨盤底筋を痛める原因になるといわれています。

【切迫性尿失禁】
急に尿がしたくなり、我慢できずに漏れてしまうのが切迫性尿失禁です。トイレが近くなったり、トイレに駆け込むことが増え、外出中や乗り物に乗っているときに大変困ります。本来は脳からの指令で排尿はコントロールされていますが、脳血管障害などによりそのコントロールがうまくいかなくなった時など原因が明らかな場合もあります。しかし多くの場合は特に原因がないのに膀胱が勝手に収縮してしまい、尿意切迫感や尿失禁をきたしてします。最近では過活動膀胱とも関連しているといわれています。女性では膀胱瘤や子宮脱も原因になります。

【溢流性尿失禁】
自分で尿を出したいのに出せない、でも尿が少しずつ漏れでてしまうのが溢流性尿失禁です。溢流性尿失禁では直腸癌や子宮癌の手術後、男性では前立腺肥大症など尿が出にくくなる排尿障害が必ず原因としてあります。

【機能性尿失禁】
排尿機能は正常にもかかわらず、身体運動機能の低下や認知症などにより、トイレまで間に合わないために起こる尿失禁です。