福岡市地下鉄「赤坂駅」より徒歩1分の内科・女性外来

当院は昼休憩なしです。
お支払いは現金のみです。

ワクチン

予防接種のワクチンは、感染症の原因となる各種の細菌やウイルスの病原性を弱めたり、また、それらを無毒化してつくられています。

こうしたワクチンの接種により、特定の病気にかかりにくくし、たとえその病気になったとしても軽く済むようにするものです。

ワクチンが体内に入ると抗体ができて、接種以後その感染症にかかりにくくなり、かかったとしても重症化を防ぎます。

各種予防接種に関してはお問合せ下さい。

インフルエンザワクチンに関しては院内掲示、HPにて接種開始をお知らせします。

インフルエンザ

インフルエンザウイルスへの感染による疾患で、冬から春先にかけて毎年流行します。

発症すると38℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、寒気などの全身症状が現れ、普通の風邪のような喉の痛み、鼻汁、咳などの症状も見られます。
お子さまが罹患すると痙攣や中耳炎、稀には急性脳症を起こす可能性があり、ご高齢の方など免疫力が低下していると肺炎を併発する恐れがあり、重症化するケースがあります。

※公費負担での接種者は、専用の問診票がありますので、来院後ご記入ください。



高齢者肺炎球菌ワクチン

高齢者に対する肺炎球菌ワクチンの定期接種を当院で行っております。
65歳の方が対象になり、福岡市在住の方は自己負担4,200円での接種が可能です。
(お住いの自治体によって負担金額が違いますので、福岡市以外に在住で接種をご希望の方はお問い合わせください。)

肺炎球菌感染症とは、肺炎球菌という細菌によって引き起こされる病気です。この菌は、主に気道の分泌物に含まれ、唾液などを通じて飛沫感染します。日本人の約3~5%の高齢者では鼻や喉の奥に菌が常在しているとされます。これらの菌が何らかのきっかけで進展することで、気管支炎、肺炎、敗血症などの重い合併症を起こすことがあります。

高齢者の肺炎球菌の予防接種が予防接種法に基づく定期の予防接種となり、対象者の方は、費用の一部負担で接種が受けられます。

接種をすると、肺炎球菌が原因で起こる肺炎をはじめとする感染症の予防や、感染してしまった場合の重症化予防に有効です。

詳しくはお尋ねください。

子宮頸がんワクチン

当院で接種できます。詳細はお問い合わせください。

子宮頸がんは、女性の子宮の入り口部分(子宮頸部)にヒトパピローマウイルス(HPV)というウイルスが感染することが原因で起こる「がん」です。

子宮頸がんの約半分は、ワクチン接種によって予防できることが多くのデータにより証明され始めています。

現在多くの先進国がHPVワクチン接種を積極的に行っており、子宮頸がん検診と併用することで子宮頚がんの罹患数は激減しています。

ワクチンには、ヒトパピローマウイルス(HPV)の成分が含まれているため、接種することで免疫を作ることができ、HPVの感染を防ぐことができます。

HPVは主に性交渉で感染するため、思春期前の接種が望ましく、現在日本での定期接種の対象は小学校6年生~高校一年生の女性で、標準的には6ヶ月に2回または3回接種します。

当院で接種希望の方は一度お電話でご相談ください。

風しん抗体検査 ・ 風しん予防接種

妊娠している女性が風しんにかかってしまうと、生まれてくる赤ちゃんに心臓の疾患や難聴、白内障、精神や身体の発達の遅れ等(先天性風しん症候群)が生じる可能性があります。

福岡市では「先天性風しん症候群」を予防するため、《風しん抗体検査》と《風しん予防接種》 の費用の助成を行っており、当院は、これらの予防接種ができる登録医療機関となっております。

☆ 風しん抗体検査 ☆

【対象者】検査時に福岡市に住民票があり、次のいずれかに該当する方

  • ①妊娠を希望される女性(妊婦は除く)
  • ②妊娠を希望される女性または妊婦の配偶者及び同居人

※風しん予防接種をうけた事がある方、過去に風しんにかかった事が明らかな方、定期接種の対象者は対象外。
※②の方で、妊娠希望者または妊婦が抗体検査で風しんの感染予防に十分な免疫を保有していることが判明している場合は対象外。
(同居人とは、生活空間を同一にする頻度が高い家族などを指します。)


【検査費用】0円(全額助成)

風しん抗体検査 ☆ をご希望の方で条件に該当される方は、すぐに検査を行えますので予約なしで直接ご来院頂けます。

★ 風しん予防接種 ★


【対象者】風しん抗体検査の対象者で

  • 抗体検査により抗体価が低いことが確認された方
  • ※過去の抗体検査の結果等により、抗体か抗体価が低いことが確認された方も対象となります。

【予防接種費用】3,000円

風しん予防接種 ★ をご希望の方は予約制です。抗体検査の結果確認等も必要となりますので、事前にご連絡下さい。

帯状疱疹予防ワクチン

現在日本では帯状疱疹予防のため、接種可能なワクチンが2種類あります。
50歳以上を対象として接種が開始しましたが、現在は帯状疱疹の発症リスクが高いと考えられる18歳以上も接種対象となり、任意接種です。過去に帯状疱疹になったことのある方も接種可能です。

違いやそれぞれの特徴を簡単に下にまとめました。

水痘ワクチン シングリックス
ワクチンの種類 生ワクチン 不活化ワクチン
接種回数 1回 2回(2か月後に2回目)
予防効果 50-60% 97%
持続期間 5年程度 10年以上(現在追跡調査中)
副反応 接種部位の痛み腫れ
発赤(3日-1週間程度で消失)
水痘様発疹(3-5%)
接種部位の強い痛み(78%)
腫れ、発赤(3日-1週間程度で消失)
倦怠感、筋肉痛
発熱
長所 1回で済む
値段が安い(シングリックスと比較し)
予防効果が高い
持続期間が長い
免疫が低下している方も接種可
短所 免疫が低下している方は接種できない
持続期間が短い
2回接種が必要
痛い
値段が高い(水痘ワクチンと比較し)

接種には事前に予約が必要となっております。
どちらのワクチンをご希望されるかも含め接種希望の方は一度お電話でご相談ください。